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「空飛ぶタイヤ」の映画と実話の違いとは?モデルは三菱自動車!

2017.11.21

2018年公開予定の映画「空飛ぶタイヤ」。企業の闇を描き、最後には正義が勝つ、という小説を書き続ける池井戸潤さんの作品です。池井戸潤さんの作品を初めての映画化するということで話題が集まっていますね。実はこの物語は実話に基づいた内容です。モデルとなっているのは三菱自動車。今日は映画「空飛ぶタイヤ」の映画と実話の違いについてお伝えしていきたいと思います。

映画「空飛ぶタイヤ」のあらすじとは?

「空飛ぶタイヤ」のあらすじを簡単にご紹介します。この作品は、大手自動車メーカーのリコール隠しを中小企業の社長が切り込み、真実を暴く作品です。赤松運送の社長を務める赤松徳郎(長瀬智也)は二代目社長。ある日社員が運転するトラックのタイヤが脱落し、道路にいた親子を死傷させてしまいます。事故の原因は自社の整備不良があったからと警察からもマスコミからも強く非難され、社長である赤松は加害者として汚名を着せられます。自社に非があったとは考えられない赤松はトラック自体に欠陥があったのではないかと考え、トラックの大本メーカーである「ホープ自動車」に再調査するよう訴えます。しかし、ホープ自動車は車輛に欠陥があると知りながら、それを隠蔽していたのです。大手自動車メーカーの隠蔽や真実を中小企業が暴いていく物語にしあがっています。

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「空飛ぶタイヤ」のモデルは三菱自動車!

「空飛ぶタイヤ」は半フィクションとなっており、実話にもとづいて池井戸潤さんがオリジナルストーリーを作っています。「ホープ自動車」のモデルとなっているのはなんとあの大手自動車メーカー「三菱自動車」です。

映画のタイヤ脱輪事故のモデルとなっているのは2002年に起きた三菱自動車大型トラックによる自動車事故です。神奈川県横浜市瀬谷区で重機を積んでいたトラックの前輪タイヤが外れ、ベビーカーを押して歩道を歩いていた母親が死亡し、子供たち2人(当時4歳と1歳)が負傷した事件です。三菱自動車は「トラックを運転していた運送会社の整備不良が原因」と事故直後から強気な姿勢を貫きました。しかし、その後このトラックと同時期に製造されたトラックからも欠陥があることが判明し、三菱側はリコールを届け出る結果となりました。

実は三菱自動車の隠蔽はこれがすべてではありません。三菱自動車はこのトラック以外の車でも欠陥を知っていながら、隠蔽し続け、なんと20年以上も前から隠蔽し続けていたということが明らかになったのです。(内部告発により隠蔽は明らかになりました。)恐ろしいですよね。これをいわゆる「三菱のリコール隠し」と世間では呼んでいます。

「空飛ぶタイヤ」が地上波で放送できない理由

「空飛ぶタイヤ」は既に2009年にWOWOWでドラマ化されています(ドラマの主人公は仲村トオルさんでした)。池井戸潤さんは人気小説家で、知名度も高いのになぜ地上波ではなく有料放送のWOWOWで放送されたのか気になりませんか?実は財閥・三菱は地上波でのスポンサー。CMを見ていると電機メーカーの三菱の冷蔵庫や洗濯機、三菱UFJ銀行などなど三菱系列の会社が何社も出てきますよね。さらには三菱商事や三菱重工業など三菱系列の会社は莫大な権力を持っています。そんなスポンサーの三菱のお伺いを立てて、地上波ではこのような三菱を悪く描く作品を放送できないわけです。それゆえ、有料放送やネット配信や映画に限られてしまうんですね。テレビ業界の裏にも様々な事情があるんですね。

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「空飛ぶタイヤ」の映画と実話の違いとは?

さて、「空飛ぶタイヤ」の映画と実話の違いについてお伝えしていきます。結論から言うと、「空飛ぶタイヤ」は限りなく実話に近いです。

「空飛ぶタイヤ」は母子が死傷したトラック脱輪事件発生に始まり、内部告発を経てリコール隠しの発覚までのほんの数か月間を描いています。これに対し、実話の三菱自動車では、内部告発からリコール隠しが発覚し、その後横浜市の母子3人死傷事故が起き、さらに違うリコール隠しが発覚する、という時系列です。実話と映画で時系列は若干異なりますが、内容は実話をもとに忠実に描かれています。

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「空飛ぶタイヤ」の映画と実話のエンディングの違い

映画と実話の違いで顕著なのはエンディングかもしれません。映画「空飛ぶタイヤ」では、最終的に汚名を着せられた赤松の容疑が晴れて、倒産することを免れました。また、ホープ自動車は競合他社であるセントレア自動車に合併吸収されます。

一方実話では、汚名を着せられた運送会社は倒産しています。三菱自動車が隠蔽を認めるまで、この運送会社には誹謗中傷の嫌がらせがずっと続いていたそうです。理不尽極まりないこの世の中に考えただけで涙が出てしまいそうです。三菱自動車は大本である三菱の援助を受け、倒産は免れましたが、2016年に日産自動車が約34%の株を持つ筆頭株主となり、日産自動車のグループ会社として存続しています。

映画はより感動的に作られていますが、実際には違っているんですね。最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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